2月21日(火)NHKの「クローズアップ現代」という番組で、「世界を魅了する日本の歌謡曲 ~由紀さおり ヒットの秘密~」という話題が取り上げられました
(参考URL⇒http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3162&html=2)
今、アメリカ・カナダ・イギリスなど世界各国で、由紀さおりさんの「1969」という日本語の歌のCD
が、注目を集めているのだそうです。なぜ日本語のわからない外国の人たちが、日本語の歌・歌謡曲に魅力を感じるのか?
ぎーぎーにとっても興味深い話題です

と言いますのも、ぎーぎーが日頃勉強している琉球古典音楽にも、共通するものがあるように思うからです。
ぎーぎーは沖縄の方言がほとんどわかりませんが、初めて沖縄の歌(=民謡)を聴いたとき、とても魅力を感じ
「自分も三線を弾いて歌ってみたい」
と、思いました

同様に、外国の歌でも、歌詞の意味は解りませんが、
「いい曲だなぁ~」
と思えるものは多数・・・。
メロディにのみ魅力を感じるのか?
それとも別の理由があるのか?
その答えなるものを、ゲストで出演されていたアーサー・ビナードさんが説明されておりました

少し長くなりますが、NHKのWebページより引用させて頂きます。
「たぶん、由紀さんは、日本語を使ってるんだけど、日本語の中で作品を作ってるわけじゃなくて、大きな広がりを持った、ことばの向こうにある対象物を見つめて表現する。」
「・・・音声心理学がこうだっておっしゃるんですけど、実際に由紀さんの歌に魅了されてるアメリカの方々の話聞くと、例えば、夏のそよ風が感じられたとか、海が見えたとか、そういう自然現象とつながるところで、みんな魅力を感じているわけです。
景色が見えたって。
それはそうなんですよ。
だって、それを歌ってるわけですよね。
それが見えたら、もう、そこで歌い手と聴き手が、その時間の中で、その海の景色なら、その中でつながって、それが歌、それが芸術、それが詩っていうものなんですよね。」
「なぜアメリカで成功したのかというと、アメリカ人を見てるわけじゃないんですね、由紀さんは。
童謡歌手としてずっと作り上げてきたその世界は、歌の向こうにあるものを、どうやって歌で表現するかって、それができたときに、童謡の世界が伝わる。
それはアメリカでも通用するはずなんでね。」
歌三線の稽古をしていると、三線の技巧や、様々な節回し、発音などに気を取られてしまい、時として「歌の向こうにあるもの」を忘れてしまいがちになります。
組研自主公演で独唱が当たっているぎーぎーも、クバンチやネーヰ、上げ吟・下げ吟、発音に気を取られており、その歌の向こうにあるものを、見ていなかったなーと深く反省

いくら技術的に上手く歌うことができたとしても、その歌の情景や込められた思いが、聞いて下さる方々に伝わらないと、意味がありません。
翌日からぎーぎーなりに歌詞について調べ、歌の情景や思いについてあれこれと考え、一つの景色にたどり着くことができました。
本当にこれでいいのかどうかわかりませんが、試行錯誤で日々ひたすら稽古

ぎーぎーもいつか、由紀さんのように魅力ある歌い手(=沖縄では「歌情けがある」)になれるといいな~

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