芸能コンクール回想録・3~コンクール当日~

 回想録・3では、コンクール当日の事を書いてみようと思います。



前夜は早めにお布団に入ったのですが、あまりよく眠れませんでした 

5:30am頃、咳が出て目が覚めてしまい  少しウトウトしましたが、あっという間に6:00amとなり起床。

髪を結って化粧  も大体済ませ、7:00am頃朝食  を取りました。

まだ緊張はしていませんでしたので、いつも通り食べることが出来ました 


食事から部屋へ戻ると、携帯電話に着信が・・・ 

兄弟子のT兄ィが、心配して電話を入れてくださいました。

十分は眠れなかったけど、朝ごはんはいつも通りに食べられたと言うと、

「じゃぁ、大丈夫

いつも通りに歌えれば、十分合格できるから、自信持って」

と、エールを送ってくださいました。



8:30am頃に試験会場へ。

既にリハーサルが始まっており、ぎーぎーも控え室のほうへ。

Sumi先生、笛の先生が既にいらしていて、

「ぎーぎー、疲れるといけないから、本調子だけ。

声は張り過ぎないようにね。」

と声を掛けられ、本調子のみ、声ならしのつもりで歌ってみました 

朝早いせいもあり、声はあまり伸びませんでしたが、特に大きなミスもなく無事終了。

本番までは、他人の歌を聴くと混乱するので  1Fのソファのところで順番を待っておりました。




本番近くなって、笛の先生が呼びに来てくださり、控え室へ。

ぎーぎーはおっちょこちょいだから、緊張のあまり三線を落としたり、あちこちぶつけたりしないよう、笛の先生が持ってくださいました。

また、歌詞を忘れないよう

 「ゆしじみぃぬ~」

と、何度も一緒に歌詞を唱えてくださいました 


そして控え室では、既にSumi先生がスタンバイ。

前の方が歌っている間に、特製はちみつドリンクを飲ませてくださったり、肩・腕・手のひら・指をもんでくださったり、一緒に深呼吸を何度かしてくださったり・・・ 

あっ、極めつけは、ブラジル土産のハーブの咳止めもシュッ



そして、ぎーぎーの番が回ってきました。

チンダミ(=調弦)は、笛の先生がもう一度チェックしてくださり、舞台袖にある椅子に座ってくださいました。

一礼して舞台へ。

調弦をして、「十七八節」を弾き始めました 

歌持ち、打ち出しはよかったのですが、前半で「六」と弾くところをよく抑えきれずに「工」となってしまい、

「あっ  」

と思ったのですが、舞い上がることなく次へ進むことが出来ました 

その他2箇所空振りをしてしまいましたが  大ミスはありませんでした。


調弦を変えて「述懐節」に。

こちらは間違いはなかったのですが、緊張と疲労で息が続かず、いつも以上に息の切り替えをしてしまったので、決して良い歌とは言えない出来でした 


終ってから一礼して舞台袖へ。

笛の先生が肩をぽんぽんと叩いて

「お疲れ様  」

と、ねぎらってくださいました。

控え室ではSumi先生がハグしてくださり

「上等 あのくらいのミスは減点だから。

ぎーぎーが落ちるようなら、今年は合格者ゼロだよ~」

と、励ましてくださいました。

でも、普段絶対に間違わないところで間違った事は、とってもショックでしたし  悔しくて泣きそうでした 


ぎーぎーの後に兄弟子2人が歌い  ぎーぎーはSumi先生、笛の先生と共にサポートへ。

もうじき全員が終わるかなぁ~と言う頃に、携帯がっ 

「ぎーぎー、もう結果出た

声の主は、朝も電話を入れてくださったT兄ィ。

結果はまだ出ておらず、ぎーぎーの歌の様子を説明すると、

「自分も去年同じ曲だったけど、稽古のようには歌えなかったよ。

それでも合格できたから、大丈夫。

結果でたら連絡ちょうだい」

と言って切れました。



審査結果は予定時間になっても発表されず、あちこちウロウロして待っておりましたら、15分くらい過ぎた頃に、発表用紙を持った方が階段から下りてこられました。

くるくると丸められた用紙を、掲示板に貼り付けていきます。

待っている間とっても緊張しましたが、ぎーぎーの名前も最後のほうにちゃんと載っていました 

Sumi先生とハグして感謝の気持ちを伝え、笛の先生ともハグして、コンクール前からずーっとメールで励ましてくださった事、前日から当日にかけて気配りして下さった事のお礼を申し上げました 

兄弟子2人のうち、1人は合格  もう1人は途中で棄権という結果 

師匠に電話  をし、妹先生、両親、お姉さん弟子のEさん、そして何度も心配をして電話を下さったT兄ィへも。

皆さん一緒に喜んでくださり、ぎーぎーもがんばった甲斐があったなぁとしみじみ思いました 



ぎーぎーの最高賞合格は、自分ひとりでは絶対に無理だったなぁ・・・

師匠をはじめ、何度もお筝を弾いてくださった妹先生、一緒にお稽古をしてくださったお兄さん弟子やお姉さん弟子、家族の協力があってこその合格だったなぁと。

そして応援してくださる方がいる以上、今後も芸事に精進していかなければいけないぞ  と、この回想録を書きながら痛感いたしました。

こんなへなちょこのぎーぎーですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。



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