芸能コンクール回想録・2~コンクール前日~

 回想録・2では、コンクール前日の出来事について書いてみようと思います。



飛行機  とホテル  は、セットになっているものをインターネットで予約しました。

特にホテルは、

 「琉球新報社近くのエッカホテルが便利がいいよ」

とお姉さん弟子から聞いておりましたので、そのホテルに泊まれるプランを探し、和室を取ることができました 



この日の天気は、晴れ 

飛行機の中では、今まで書き付けてきたこと  を読んだり、メル友さんが送って下さった文集を読んだりして過ごしました。

出発の2日前、笛の先生からのメール  に

 「与那国の渡海や   池の水心

   心やすぃやすぃと   渡ち賜り」
 
             ~与那国しょんかねー節~

という旅の安全を祈願する琉歌が、一緒に送られてきました。

こういうやり取りをするのもまた勉強だなぁと、つくづく感心しながら、自分が歌う琉歌も改めて暗唱してみたりもしました。



空港へ到着後、荷物をピックアップして、すぐにホテルへ 

明日試験の時に着る着物をハンガーに掛けて、小物類も出して風呂敷に包み、準備を整えて一休み 

それから試験会場の琉球新報社へ、三線を担いで行きました。



会場では、いつもお世話になっているK先生とばったりっ 

ご挨拶をして、しばし雑談となりました。

K先生によるコンクールへ向けてのアドバイスは、

 「とにかく途中下車は駄目。

  間違ったとしても最後まで弾けば審査対象になるからね。

  合格か不合格かは、自分で決めるものではなくて、
  審査員が決めるんだよ。

  例え出来がよくなくても、最後の審査会で上がることも
  あるんだから。

  一番でも、ビリでも、とにかく試験に通ること!」


不安で一杯でしたが、K先生の言葉に勇気付けられ、力が湧いてきました。


そうこうしているうちに、笛の先生とも、師匠の兄弟子であるSumi先生ともお会いすることが出来ました 

Sumi先生曰く、審査が終了したらリハーサル  をさせてくださるとの事。

モニターに写る受験者の姿をぼんやり見ながら、審査終了を待ちました。



リハーサルは兄弟子2人と一緒に

ぎーぎーが一番初めだったので、ちょっと緊張しましたが、思ったよりは声も出て、大きなミスもなく終了しました 

控え室に戻り、Sumi先生より

 「上等

  この調子で明日も歌えれば合格するよ~。

  君はウチナーか

と聞かれ、

 「いえ、大和人です  」

と答えると、

 「発音も悪くない。

  これからはウチナー口(=沖縄の方言)も勉強してね」

と、言ってくださいました 


その後、兄弟子2名がリハーサルをし、終ったのは9:00過ぎ 

明日は8:00位に会場へ集合、この日は解散となりました。



回想録・3へ続く・・・

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