沖縄 「慰霊の日」

 6月23日は沖縄にとって大切な一日といえるでしょう。

今から64年前、第二次世界大戦で激戦地となった沖縄の、組織的戦闘が終結した日です。

沖縄ではこの日を条例で 『慰霊の日』 と定め、'62年から毎年県主催で 「沖縄全戦没者慰霊祭」 が行われています。



ぎーぎーは三線を始めるまで沖縄とは縁がありませんでしたが、時々、師匠や妹先生から戦争の話は聞いています。

師匠も妹先生も、戦争当時は子供でしたから、記憶があいまいなのだそうですが、強烈な出来事に関しては、今でもはっきりと思い出されるそうです。

師匠から聞いた話は、
 「戦争中は、三線など弾いていると、
   『兵隊さんが戦地で苦しんでいるときに、音楽だなんて。非国民!』
 と言われた。
 それでも、どうしても、三線は弾きたかったから、納屋の屋根裏に隠れて、こっそり三線を弾いていた。」

妹先生から聞いた話は、
 「戦争が終わってから、沖縄の人は全員、アメリカの捕虜になった。
 鉄柵の囲いの中にたくさんの人が集められて、家とはいえないようなところに、3世帯もの家族が押し込められた。
そのうちにマラリアが流行って、周りの人が次々に倒れていった。」


他にも色々聞きましたが、可哀相なお話ばかりなので、ぎーぎーからはお話しすることができません。

そして、最後には
  「戦争はどんな理由があろうと、全体に起こしてはいけない」
という言葉で終わります。

ありきたりですが、勝った方も少なからず傷つきますし、負けた方は、大変な苦労を背負う事になります。



でも、そのような状況でも、沖縄の芸能は失われる事なく、続いているということが、本当にすごい!

どんなにつらいことがあっても、三線を弾き、歌を歌い、舞うことは忘れなかったのですね。

どこからそのエネルギーが湧いてくるのだろうと、感心するばかりです。

沖縄とは縁がないぎーぎーも、困難を乗り越えて芸能を続けてこられた方から、ホンの少しだけエネルギーを分けてもらって、芸を磨いていかないと!

いつかは次の人たちに沖縄の文化を伝えられたらいいなぁと思います。


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